『百億の昼と千億の夜』。
「鳴門鯛 特別純米原酒」だそうだ。酒名の由来は正に光瀬龍の小説『百億の昼と千億の夜』と書いてある。いい名前だねぇ。店の名前も「ルンビニ」*1とインド風だが、店主がそっち方面を好きなんだろうか。
日本酒の誕生から今日に至るまで、 そしてさらに未来へと続く、 果てしない日本酒の進化への思いを込めました。
『百億の昼と千億の夜』で「進化」とくれば「ヘリオ・セス・ベータ型開発ですか?」とか「待っているのは全宇宙の熱的死ですか?」などとついつい意地悪く突っ込まずにはいられない訳だが、うまそうな酒であることだけは確かである。一遍飲んでみたいですな。
どうかナザレのイエスがこの酒のことを嗅ぎつけませんように。
*1:お釈迦さんの生誕地の名称。もっともアルファベットではLumbini(最後の<i>は長母音)と書き、lunviniというこの店の名前とは違っているのだが。