ヤ・マ・ニ・シ! ド・ド・ドン。

今朝のスポニチ静岡版のこと。清水エスパルス横浜F・マリノスから佐藤由紀彦を完全移籍で獲得したという記事に並んで、ジュビロ磐田山西尊裕にもモーションをかけているとの記事が掲載されていた。来期が4バックとなることや地元の清水東高校出身で長谷川健太新監督の後輩に当たることから、ジュビロで出場機会が減っていて左サイドバックができる山西の名前が挙がったらしい。この記事自体は憶測に基づいた飛ばしだが、冗談じゃねーよ。ただでさえディフェンス陣の層が薄いうちにあって山西は貴重な戦力だよ。それにあの頭脳と子供ウケする指導方法は将来の下部組織における指導者候補生として個人的に以前から注目していたのである。移籍なんてとんでもねーですよ。寝言は寝てから言いなさいって感じ。
とか言いながら、貴重なディフェンダー大岩剛をよりによって宿敵アントラーズに移籍させた実績があるのがうちのフロントである。高桑にオファーを出した時は「ジュビロにだけはやらない」と鹿島フロントにすげなく断られたのになあ。そんなこと言っときながらいけしゃあしゃあと大岩にオファーを出す鹿島も鹿島だが、選手の意志を尊重してあえて宿敵の強化に力を貸す磐田フロントも優しすぎるだろ、と当時は思ったものだった。ちなみに宿敵エスパルスとは古賀琢磨安藤正裕のトレードが行われた実績があり、一抹の不安がないこともない。おっといかん、だんだん妄想が入ってきたのでこの辺でやめとこう。
上にも書いたように山西と言えば元々のポジションは左サイドバックだったのである。ジーコの日本代表監督就任が決まった時、ジェレミー・ウォーカーが『週刊サッカーマガジン』の連載コラムで日本代表メンバーの左SBに山西の名前を挙げていたのに非常に驚いたことがある。こんなマニアックなチョイスをするジェレミーに大いに感心し俺的にはとてもホットなニュースだったのだが、2chでも全くスルーされていたのが淋しかった。いいと思うんだけどねえ、山西は。