ブックバトンが。
48時間のヨガの眠りから目覚めた俺が来ましたよ*1。
早速ネットを巡回していたらブックバトンなどという催しが行われているようである。中学生の頃にこんなチェーンメールが流行ったなあとかいきなり廻って来たら答える方も大変だろうなあとかこういうのに真剣に答えるのは少し恥ずかしいかもしれないなあなどと思いながら所詮他人事の気楽さでのほほんと読んでいたら、次にバトンを廻す相手の中に俺のIDを見つけて驚きのあまり飲んでいた超★海洋深層水を吹き出してしまった。びしょびしょに濡れたキーボードが壊れなかったのは幸いであった。
こういう次第で、自分には縁がないものだと思っていた処へid:urouro360さんからバトンが廻ってきたので大変慌てている。だが、元来こういう自分語りは大好きなので真剣に答えてみるのである。(元の記事はこちら→id:urouro360:20050628#bb)
- 持っている本の冊数
- よく判らないし数えるのも面倒だ。収納スペースで言うと、書棚が4つとカラーボックスが5つ、あと部屋の床は本と雑誌の山で埋め尽くされている。
- 今読みかけの本 or 読もうと思っている本
- 最後に買った本(既読、未読問わず)
- 特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
- 『いつか猫になる日まで』新井素子(集英社文庫コバルトシリーズ)
- 『百億の昼と千億の夜』光瀬龍(ハヤカワ文庫JA)
- 『中原中也詩集』大岡昇平編(岩波文庫)
- 『リンウッド・テラスの心霊フィルム』大槻ケンヂ(思潮社)
- 読み返した数は中也よりもこの詩集の方が多いと思う。筋肉少女帯の楽曲にのった大槻の自虐的な詩には大学時代にどっぷり浸った。「ダメ人間」であることに酔えた時代だった。
- 『バトル・ロワイアル』高見広春(太田出版)
- 話の強烈な面白さもさることながら、これは今の俺を取り巻く状況そのものだ、とか、俺はまさに殺し合いをする生徒の中の一人だ、とかそういう点に激しく共感を覚えながら読んだ訳ですよ、すでに三十路の人間が。思えばこの頃から既に壊れかけていたのかも知れない。
こんなものだろうか。かなり悩んだ末にこのようなことになった。いろいろ考え出すとどうにも収拾がつかなくなる。せっかくなので今までプロフィールに書いたことがなかった本も選んでみたりしたら、図ずも理力の暗黒面が強く出てしまったような気がする。うーむ。まあいいか。
次のバトンの行き先は特に決めずに、中学生の時のチェーンメールと同じく俺の処で止めておこうと思う。はてなにはバトンを渡すような知り合いもいないことだし。もし続けたい人がいたらばここからバトンを持って行って下され。
*1:実際のヨガの眠りは5時間である。