2005JOMOオールスターサッカー。

結果は3-2でジュビロ磐田の選手が属するJ-WESTの勝利。これくらい点が入ると面白いねえ。選手も公式戦の時には絶対に見せないような朗らかな顔でプレイしている。真剣勝負の殺伐とした雰囲気も好きだが、試合を楽しんでいるのが見ている側に伝わってくるこういう明るい雰囲気も好きだ。
ジュビロ磐田からは福西と中山が出場した。その両者がいい処で活躍したのである。J-EASTに先制された後に同点弾となる1点目を福西が決め、後半から出場の中山が決勝弾となった3点目を決め、磐田ファンにとっては溜飲が下がりまくる最高の展開であった。中山はいつも以上に思いっきり自分の存在をアピールし、シュートが決まった後にMVPに贈られる賞品の自動車に駆け寄って頬ずりするというパフォーマンスまで披露。これにはテレビの前で大笑いしてしまった。あれって最初からやろうと決めていたんだろうか。流石においしい処は持って行くなあ。
結果としてMVPに輝いたのはマグノ・アウベスだったのだが、高いテンションで試合を盛り上げた中山はMIPに輝いた。ついでにオールスター得点の最年長者記録を更新とのこと。この日J-WESTのキーパーを務めた大分の西川が19歳だっていうから、年齢的には何とダブルスコアである。が、この調子ならまだまだできるしやってもらいたいと思う。
今日の放送は「やべっち」メンバーが実況する副音声の方を聞いていたのだが、中山はこちらにも登場し、そしてまたこちらでも絶好調であった。先日のヴェルディ戦のことを堀池に突っ込まれ、「それだけは触れて欲しくなかった」と言いながらも自虐ギャグとして笑い飛ばしていたのには、最初は呆れたがやがてついつい笑ってしまうのである。これも偏に人徳のなせる技か。面白すぎる。ひたすら前向きな中山隊長の声を聞いて、少し心の傷が癒されたような気がする。