明日のためにその一。

素研新井素子掲示板に恵さんから情報を頂いた。白泉社ジェッツコミックスから発売された竹宮惠子『私を月まで連れてって!(完全版)』全6巻の内、第5巻の帯に新井素子さんがメッセージを寄稿しているとのこと。全く知らなかったので大変ありがたかった。
完全版と謳われては全巻購入したくなるのが人情だが、カラーページなども再現してあるらしく1冊980円(税込)とお高いのが問題だ。買えない。どうしようか。『私を月まで連れてって!』は角川書店から出版された竹宮惠子全集版で既に持っているというのがまた悩ましい。とりあえず本屋にあるか確認してこよう。最悪の場合は第5巻だけ買う。
11月後半から資料の整理がなかなか進まない。体調不良で集中力が続かないのと、姪っ子の誕生パーティをうちで二回も開催しているのが原因である。
今日のパーティではチーズフォンデュというものを生まれて初めて食べた。義妹が用意した料理である。フランスパンを細かく切ったのとかゆでた鶏肉・エビ・野菜とかに絡めた溶けたチーズが見るからに美味そうだが実際に食っても美味ったらありゃしない。おまけにワインやビールに合うのである。久しぶりに飲んだビールがまた壊滅的に美味い。大変気持ちよく酔っぱらってしまう。こんな楽しいことを週に二日もやっていれば読書が進まないのはそれは当たり前だ。わかっちゃいるけどやめられない。かくして人間失格状態にはますます拍車がかかる。
今は吉本隆明『現在はどこにあるか』を読んでいる。吉本隆明の本は初めて読んだ。新井素子さんの『おしまいの日』に言及があるので図書館で借りてきたのだが、文章や言葉の使い方に癖があり、また著者が何を問題としたいのかがよく判らなくて捗らない。再読が必要かも知れない。
その次には高橋征義『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』を読む。高橋氏の本は『たのしいRuby』に次いで二冊目。「高橋メソッド」が面白い上に「あとがき」に新井素子さんについての言及がある。要チェック。
その次には大森望『現代SF1500冊 回天編1996〜2005』を読む。『乱闘編1975〜1995』の続編。巻末の「人名INDEX」を見ると、新井素子さんの名前が登場するページが11箇所あるらしい。要チェック。
医者の言葉ではないが、焦っても仕方がない。ぼちぼちとやって行こう。