ひょんなことから過去に国内で発行されたSF雑誌を大量に譲り受けることが出来た。幸運としか言いようがない。新井素子さんがデビューした後、SF業界内でどのような位置にあったのか、というのを専門誌の記事から確認したいと常々思っていたのだ。ただ、県内の図書館にSF雑誌を置いてある処はほとんどないし、国会図書館は遠いからそう何度も行けないし、古本で収集するのも金がかかり過ぎるし、などの理由からほとんど諦めていたのである。それだけに大変ありがたかった。もちろん只でもらった訳ではないが、全部を買い揃えることを考えれば破格に安く済んだだろうと思う。この偶然に感謝しつつ、折を見て作業に取りかかりたい。