『クロスワードハウス』2006年3月号。
書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第22回。暴動が起こっていた時期のパリに新井素子さんご夫妻は滞在されていたのだそうだ。しかし滞在した辺りは平穏だったため全く気付かず、日本からの情報でようやく知ったというのが面白い。他の作家だったらそれは貴重な体験を逃したねって言う処だけど、新井素子さん(「」を付けて「新井素子さん」でもいいや)の場合はそもそも巻き込まれないのがいかにもだという気がするのが不思議である。新井素子時空が発生している。もっとも、人々がもっと酷い状態になる小説を新井素子さんは書いていた訳だが。
情報は既に素研に掲載済み。→「お仕事リスト:『クロスワードハウス』2006年3月号」