『週刊碁』2007年3月12日号。

着いたのは昨日である。新井素子さんの連載エッセイ「サルスベリがとまらない」は第21回。囲碁用語の聞き違いについて。これは笑った。俺も1985年の阪神には燃えた口で、確かに4番掛布は強いし頼もしかったものである。とは言え、いくらそうでも囲碁の専門用語になる筈はないだろう。ちょっと考えれば判りそうなもんだが思い込みというのは恐ろしいのである。間違いだと判った時は信じ切っていた本人にしてみると顔から火が出るほどの恥ずかしさだったんじゃないか。こういう思い込みは誰にでも起こり得ることなので気を付けねばなるまいよ。それにしても可笑しい。