『空の中』(有川浩)の解説を新井素子さんが。

『空の中』は単行本版で既に読んでいたのだが、書き下ろしの追加があるというので自店で予約して本日購入した。
帰宅してネットに接続し、素研の掲示板を見ると、Matsu23さんから『空の中』の解説を新井素子さんが書いている、との情報が寄せられていた。あわてて確認すると、おお、確かに。この作品を大絶賛しておられる。思えば有川浩にはまったのは、『pumpkin』で連載していた新井素子さんの読書エッセイで『空の中』が紹介されていたのがきっかけだった。『塩の街』と『空の中』を続けて読み、あんまり面白かったのでそれから新刊は逃さず買うようになったのだ。今また新井素子さんが解説を書いているというのも何やら感慨深いものがある。作者も新井素子ファンだったということで、きっと喜んでいるんじゃないだろうか。
予期しない出来事でちょっと得をした気持ちである。