ヤマハ発、420億赤字へ 09年12月期連結決算。
ヤマハ発動機は12日、2009年12月期連結決算の純損益が420億円の赤字になるとの見通しを発表した。純損失は1984年4月期以来。売上高も前期比22・1%減の1兆2500億円に落ち込むと予想。世界的な不況を受けて主力の二輪車や船舶用エンジンなどの販売が低迷している上、為替の円高傾向が響く。
静岡新聞
同時発表した08年12月期は、売上高が8・7%減の1兆6038億円、純利益も97・4%減の18億円だった。
二輪車の08年12月期販売台数はアジアでの好調により17・4%増の約586万5000台となったが、09年12月期は減少して575万7000台になると予想。
業績悪化を受けて設備投資を圧縮し、菊川市で二輪車用のテストコースの建設を延期し、インドネシアの工場で予定していた二輪車の生産能力増強も凍結する。
ヤマハ発動機は言わずと知れたジュビロ磐田の運営会社であるヤマハフットボールクラブの株主でありユニフォームの胸スポンサーでありヤマハスタジアム(磐田)の所有者である。ジュビロ磐田とはとっても深い繋がりがある企業なのである*1。このままではいずれジュビロへの支援体制を見直すという話も出て来るかも知れない。先行きが不透明な状態が続くのは恐ろしい。経済状況が厳しさを増す中、我々サポーターにできるのは精一杯応援することと試合を見に行ったりグッズを買ったり何とかお金を落とすことぐらい。それでもシーズンチケットは売れ行きが悪く販売期間を延長したぐらいだし、サポーターも厳しいんだよな。クラブにもよりいっそうの経営努力を望むものである。
*1:というかそもそもヤマハ発動機サッカー部がプロ化して誕生したのがジュビロ磐田というチームなのである。