2013年3月の読書メーター(まとめ)

読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3164ページ
ナイス数:51ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/153604/matome?invite_id=153604

よめせんっ!〈3〉 (電撃文庫)

甚右衛門てそうなの? そうだったの!? 相変わらず楽しい。ねこがみさまの存在の儚さは気になるけど。
読了日:3月31日 著者:マサト真希

よめせんっ!〈3〉 (電撃文庫)

よめせんっ!〈3〉 (電撃文庫)

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)

グリフィスの目的は何なんだろうか。「遠い日の春花」が泣けて仕方がない。胸が苦しい。
読了日:3月29日 著者:三浦建太郎

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)

よめせんっ!〈2〉 (電撃文庫)

いい話だった。涙涙。あとがきによると作者さんは「ありまえん」のモデルとなった遊園地に一人で取材に行き一人であのメリーゴーランドに乗ったそうだ。真冬の平日に。大変面白かったのでその甲斐もあったと一読者としては思う訳です。冒頭に主人公の生活空間として、有里間区、明が丘公園、尺寺川、尺寺公園、ありまえん、という固有名詞が出てくるんだが、こ、これは……。(舞台は西東京市じゃなかったっけ!?)
読了日:3月28日 著者:マサト真希

よめせんっ!〈2〉 (電撃文庫)

よめせんっ!〈2〉 (電撃文庫)

苺ましまろ(7) (電撃コミックス)

相変わらずバカ。昼休憩中に読むと吹き出すのを必死でこらえる羽目になり体がぷるぷる震えてきて挙動不審この上ない。買ってから読みましょう。カバーと口絵の遊園地は浜名湖パルパル
読了日:3月27日 著者:ばらスィー

苺ましまろ 7 (電撃コミックス)

苺ましまろ 7 (電撃コミックス)

よめせんっ! (電撃文庫)

男主人公を取り巻く色とりどりの女の子たち(人間含む)が可愛くていいやね。文章のノリが良くて読んでいて楽しかった。このまま2巻になだれ込もうかと。
読了日:3月26日 著者:マサト真希

書店ガール 2 (PHP文芸文庫)

P.190にちらっと静岡書店大賞のことが書いてあって嬉しかった。書店を取り巻くシビアな現実が丹念に描かれ、読んでて愉快な話ばかりじゃないんだけれども、公私で様々な困難にぶつかりながらもそれを乗り越えて進もうとする書店員たちの姿が痛快。店長も小幡さんも前作から成長してるし。すごく刺激を受けた。あと自分が読んでいたり思い入れのある本のタイトルが出てくるとむやみに楽しい。
読了日:3月26日 著者:碧野圭

書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)

書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)

レッド(7) (KCデラックス)

昼休憩中に読み終えられない密度。風船はもうすぐ破裂しそうです、という感じ。架空対談の大泉ヤス氏の言葉、”「特殊な組織と人間が起こした特殊な事件」とはとても片づけられません”てのはまさにそう思いながら読んでる。
読了日:3月26日 著者:山本直樹

レッド(7) (KCデラックス イブニング)

レッド(7) (KCデラックス イブニング)

SF JACK

日本SF作家クラブ創立50周年記念の書き下ろしアンソロジー。それぞれ趣向を凝らした話が並び一編読むごとに頭の中をかき回される感覚が楽しかった。これぞSFの醍醐味。吉川良太郎「黒猫ラ・モールの歴史観と意見」、瀬名秀明「不死の市」、新井素子「あの懐かしい蝉の声は」、堀晃「宇宙縫合」、宮部みゆき「さよならの儀式」、夢枕獏「陰態の家」が特に好み。今野敏「チャンナン」は話としては珍しくもないんだけど格闘家が密かに抱く夢・妄想なんじゃないかと思ってそこが琴線に触れた。タイムスリップであなたも創始者。どれも面白かった。
読了日:3月21日 著者:新井素子,上田早夕里,冲方丁,今野敏,堀晃,山田正紀,夢枕獏,吉川良太郎,山本弘,宮部みゆき,瀬名秀明,小林泰三

ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)

1・2巻は何度読み返したかわからないが3巻もそうなりそうだ。面白い。4巻はまだですか。
読了日:3月19日 著者:平野 耕太

ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)

ちはやふる(20) (BE LOVE KC)

決勝が熱い。千早はついにこのステージまで来た、という感慨みたいなものがふつふつと湧き起こる。三人にとって重大なターニングポイントになる巻。
読了日:3月13日 著者:末次由紀

ちはやふる(20) (BE LOVE KC)

ちはやふる(20) (BE LOVE KC)

よつばと! 12 (電撃コミックス)

たまにジャンボみたいに子供らの上にのしかかったりする。楽しい。あんなことできるのも小さい内だけだなあ。最後のページは最終回かと思ってドキッとした。
読了日:3月13日 著者:あずまきよひこ

よつばと! 12 (電撃コミックス)

よつばと! 12 (電撃コミックス)

クロス・マネジ 1 (ジャンプコミックス)

ジャンプで第1話を目にした時から大好きで、まとめて読んだらもっと好きになった。深空の表情がいいよね。櫻井の屈託とそこからの立ち直りの描かれ方もいいし、登場人物の喜怒哀楽の表現にページをめくるたびにドキドキする。ジャンプ本誌ではついに掲載順が最後になってしまったけど、どうかこのまま終わってしまいませんように。
読了日:3月6日 著者:KAITO

クロス・マネジ 1 (ジャンプコミックス)

クロス・マネジ 1 (ジャンプコミックス)

王妃マルゴ 1 (愛蔵版コミックス)

世界史は全然駄目なので「王妃マルゴ」が誰なのかも判らないんだが、萩尾望都が描く歴史物なら面白いかもと思って読んでみた。主人公は希代の毒婦になりそうな感じ。アンリばっかりで気が狂う〜と思ったらどうやらそれが物語の綾らしく、興味を惹かれたので続けて読んでみようと思う。
読了日:3月5日 著者:萩尾望都

王妃マルゴ volume 1 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ volume 1 (愛蔵版コミックス)

小説現代 2013年2月号 [雑誌]
本じゃなくて雑誌だけどな。「今日まで、そして明日 SF新時代へ」という特集をめあてに購入。150枚のSF短編、神林長平「あなたの息子じゃない」、瀬名秀明「絆」、中里友香「みがかヌかがみ」の三篇を掲載。どれも面白かった。瀬名秀明「絆」、SFでしか描き得ない絆のヴィジョン。瀬名秀明への共感が何なのか自分でもいまいちよく判らない。「参考文献は単行本に記載します」と書いてあるが単行本化されるのか。同号掲載の神林長平「あなたの息子じゃない」も単行本化されますか。
読了日:3月3日 著者:

小説現代 2013年 02月号 [雑誌]

小説現代 2013年 02月号 [雑誌]

もいちどあなたにあいたいな (新潮文庫)
単行本で読んで以来3年ぶりの再読。ラストでまた泣いた。しかし今度は「澪湖 4」でも泣いた。前に読んだ時は大森望が言うような「家族小説」という認識はなく、というかそういう方面に関心が薄く、主にSF的な仕組みに感情を刺激されて泣いたんだった。今度は親子三人のとその中心に位置するやまとばちゃんという構図がはっきり見えて話に新たな納得を得ながら読み進み、親子間夫婦間の不協和音が更に物語の謎と和の悲しみを際立たせているのを知った。そうかそうだったのかと今更感心してしまった。自分の読書力なんて記憶と同じくらい当てにならないものだ。文庫化で読み返すことができたのは大変ありがたかった。
あと、既にストーリーは知っているためいろいろと想像が膨らみ、芥川龍之介の「藪の中」に思い至ったり、もしあの「ようこ」さんがこの作品のパラレルワールドの存在だったら……等々そんな余計なことでも楽めた。
読了日:3月3日 著者:新井素子

もいちどあなたにあいたいな (新潮文庫)

もいちどあなたにあいたいな (新潮文庫)