真夜中なのに外がバチバチうるさいなと思って外に出てみたら東の空が真っ赤になっていた。それでようやく隣の町内会のどこかが燃えていて、物の焼ける音がこちらの方まで聞こえてきたことが判ったのだった。すぐに同じ町内の親類から電話がかかってきた。火がうちの方角だったので心配したとのこと。うちより更に離れたそちらの方まで音は聞こえていたそうだ。
無事を伝えた後、野次馬根性を出して歩いて見に行ってみたら倉庫が盛大に燃えていた。延焼の恐れはないのか、隣の家の車なども避難せずそのまま置いてあるのがなにか異様な感じを受ける。消防団はホースで水をまいているが、周囲に水気がないので水源の確保に苦労していたようだ。付近の住人はそれを遠巻きに眺めている。俺もその中に混じりポケッとその光景を見ている。警察官はその野次馬連をカメラに収めている。放火だった時のための用心だろうか。犯人は必ず現場に戻ってくると言うからな、と刑事物ドラマで覚えた知識をぼんやりと思い浮かべたりした。火事なんて見たのは初めてのことなので、どうも現実感に乏しい。
寒いのでしばらくして帰って寝たのだが、朝になって確認したら一軒を焼いただけで済んだようだ。原因はまだ判っていないらしい。旧隣町でも今年になって不審火による火事があったらしい。とりあえず火の用心である。
国際親善試合、日本代表対カザフスタン代表戦。
4-0で快勝した。始まってすぐの日本のプレスが非常に有効で、開始早々に先制点を入れることができたのは溜飲が下がった。結局試合を通してカザフスタンを圧倒したのだが、カザフスタンが弱かったのか日本が強くなっているのかそれともその両方なのかが素人にはよく判らない。W杯最終予選に向けて景気づけにはなっただろうが。
ジュビロ磐田勢では川口能活、福西崇史、田中誠がスタメン出場した。川口はフル出場、福西は前半のみで阿部と交代、田中は後半途中で坪井と交代。控え組では藤田俊哉が残り数分で遠藤と交代で出場、茶野隆行は出番なし。西紀寛は負傷のためベンチ入りもなし。福西はよく攻め上がり、セットプレー時はヘッドで惜しい場面も作った。凄いロケットヘッドも一発あったな。キーパー正面だったのが惜しかった。どこか痛めての交替だったらしいが大丈夫だろうか。
代表チームにジュビロ勢がいきなり増えたことに戸惑いつつも、やっぱりこれは嬉しいことなのであった。試合に出て活躍してくれるともっと嬉しいのである。