アジア杯準々決勝、日本対ヨルダン戦。

実は川口能活はイギリスで改造手術を受けており、重力コントローラーを体内に埋め込まれていたのである。日本が危機的状況に陥った時、眠っていたその力が遂に発動したのだ! てな感じ。劇的なPK戦勝利である。中村俊輔とアレックスが宇宙開発を連発し、しかもその後蹴り込むゴールを反対側に変えられた時は、見ていて半ば勝利をあきらめたのである。敵が4人連続で失敗するなんてぶっちゃけありえない。サッカーて何が起こるか判らんね、と実感を込めて書いておこう。
PK戦では福西崇史が3人目のキッカーだった。2人外した後だけに、見ているこちらの方が口から心臓が飛び出そうだったが、落ち着いて決めていたのは流石である。改めて彼の図太さを頼もしく思ったのであった。
それよりも気になるのは田中誠だ。松田との交代は怪我の為だったらしく、退場する時に右足を引きずっていたように見えた。どんな具合なのか非常に気になる。どうか2ndステージに影響が出ないように養生して下され。ここまで来たら最後まで出たいだろうけど、一ファンとしてはとても心配なのである。
ジュビロ勢と言えば、久しぶりに藤田俊哉の姿を確認できたのは嬉しかった。試合終了後に高校の後輩でもある川口と笑顔で抱擁を交わしていた。西紀寛も全てのスタッフ・選手が円陣を組んだ時に一瞬見切れた。元気そうで何よりである。