一次予選最後の試合である。最終予選進出は既に決定しているので、海外組は呼ばずに国内組のみで久しぶりに4-4-2の布陣で挑んだ。内容はピリッとせず。1-0で勝つには勝ったが、若い選手中心に臨んだシンガポールの末恐ろしさの方が印象に残った。帰化選手もいるし、全然侮れる相手じゃない。これから強くなっていくんだろうな。なんにせよ、勝ったのはよかった。
ジュビロ磐田から選出された3人の内、藤田俊哉が先発出場。2列目の左サイドに入り、果敢なゴール前への動きを見せていた。前半にゴール前に飛び出した藤田が倒されたシーンは明らかにペナルティ・エリア内だったが、主審は何故かエリア外でのFKを命じた。そりゃねえよ。あれでPKがとれていたら、試合展開ももう少し楽になったかも知れない。藤田は後半途中で大久保と交代しピッチを去った。いつもながらの献身的な動きには頭が下がる。
