掛川市立中央図書館でCD『原田知世ベスト』を借りてきた。何かいいものがないかと物色していたところ目に付いたものである。まだ幼さが残る原田さんの笑顔がジャケット裏に眩しく輝いている。いいねぇ。
収録曲は次の通り。
- 時をかける少女
- ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ〜
- 守ってあげたい
- 愛情物語
- 天国にいちばん近い島
- 草冠の姫君
- 早春物語
- どうしてますか
- 雨のプラネタリウム
- 空に抱かれながら
- 逢えるかもしれない
- 太陽になりたい
- 彼と彼女のソネット
- 悲しいくらいほんとの話
- ときめきのアクシデント
- 地下鉄のザジ（Zazie dans le métro）
この頃の原田さんは歌は決して上手くないんだけど、透明感のある歌声は不思議な魅力に満ちていて聴いていて耳に気持ちがいい。最初の三曲はユーミン版とは違った趣があるし、バックダンサー二人を従えて「夜のヒットスタジオ」に出演していた「どうしてますか」と「雨のプラネタリウム」もとても懐かしい。「地下鉄のザジ」では高校帰りに一日一キララしていたことまで思い出してしまった。我が青春の一ページである。甘酸っぱいというかほろ苦いというか、なんかこう切ない気持ちが蘇ってくる。
このアルバムはいい。車の中で聴こう。
- 『2000ベスト 原田知世』,asin:B00005G7MZ
