『ダ・ヴィンチ読者7万人が選んだこの一冊』。
静岡へ出かけて友人とカラオケしてきたのだが、その際に本屋の店頭で見つけた。『ダ・ヴィンチ』誌に毎号掲載されている「読者なんでもランキング」を一冊にまとめた内容の本である。今年の3月号では「恋人にしたい小説の主人公」のランク外に『星へ行く船』シリーズの山崎太一郎が登場していたので(id:akapon:20050302#p2)、新井素子さんの小説が登場するランキングが他にもあるんじゃないかと思って読んでみたら、案の定だったのでおもわず買ってしまった。登場したのは下記の作品である。
- NO.04「怖〜いホラー小説ベスト10」2002年9月号
- 次点に『おしまいの日』(P.17)
- NO.10「愛すべき猫たちの本ベスト10」1995年12月号
- 次点に『いつか猫になる日まで』(P.29)
- NO.53「宇宙に旅立つ前に読みたい一冊」1998年11月号
- 第6位『星へ行く船』(P.127)
「愛すべき猫たちの本ベスト10」で『いつか猫になる日まで』ってのは何か間違っている気がしないですか。もの凄く広い意味では猫についての小説と言えば言えるかもしれんけど。
ちなみに「恋人にしたい小説の主人公」もNO.36として掲載されていたが、太一郎さんの名前は次点の欄に入っていなかった。掲載時のランクが低かったためだと思われる。
- 『ダ・ヴィンチ読者7万人が選んだこの一冊』,ダ・ヴィンチ編集部編,メディアファクトリー,950円+税,ISBN:4840112517
様々なテーマごとに読者投票によるベスト10作品のタイトルが掲載されているので、お手軽なブックガイドとして使うことができる本だと思う。