オークションにて。

落札した物。
●SFアドベンチャー増刊『平井和正の幻魔宇宙II』。「新井素子の訪問インタビュー」と銘打たれた平井和正インタビューが掲載されている。が、新井素子さんの談話にあるように実際は井草高校の図書委員会が学内新聞に掲載するために行ったインタビューで、新井素子さんはその場にいたものの聞き手は高校の先輩が務めていた、という次第。なので新井素子的にはあまり見どころはない。ただ、スリーピースにネクタイ姿(眼鏡なし)の新井素子ちゃんの写真が拝めるのはポイント高し。ちなみにこのインタビューは新井素子さんのコメント付きで平井和正の対談集『ウルフ対談』にも収録されている。
●アニメ映画『扉を開けて』オリジナル・サウンドトラック(カセット版)。あかいくつさんが入札時に嫌がらせを受けたという曰く付きの品物。しばらく静観していたのだが何もなさそうだったので入札→落札した。内容はCD版で確認済み。マーク・ゴールデンバーグの音楽はよい。ただ、CD版を持っているのにこれからわざわざテープを聞くこともないだろうし、完全にコレクターズアイテムである。
●『IN★POCKET』10冊。『わにわに物語』が連載されている物ばかりを落札。連載時についていた安藤浩司のイラストを単行本版に収録できなかったのが残念、とどこかで新井素子さんが書いていた覚えがあって、だからずっと欲しかった本。しかし全部集めるのにはまだ14冊も足りない。1991年7〜11月号、1992年3月号、5〜9月号、1993年4〜6月号が残りの分である。これらも集めて行きたい。
●『スターログ』1980年6月号。懐かしいSFX雑誌。「『スターウォーズ・帝国の逆襲』真相徹底究明鼎談」に新井素子さんが参加している。映画のストーリーを全部知っている今読むとありがたみがいまいちないのだが、当時の熱狂と興奮は充分に伝わってくる内容だ。雑誌の終わりの方の登場人物紹介に「今、書下し長編を執筆中」と書いてあるが時期から言うと『いつか猫になる日まで』のことだろうなあ。
素研の更新はぼちぼちとやっていくですよ。