筒井康隆と言えば。
デビュー後の新井素子さんを評した文章というのを読んだことがない。第1回奇想天外SF新人賞の選考委員の内、星新一は新井素子さんを大いにバックアップした恩人であるし(『あたしの中の……』『今はもういないあたしへ…』には解説を寄稿し、『新井素子100%』ではインタビューで新井素子さんについて語っている)、小松左京は1995年の時点で、
と述べている。(『SFへの遺言』より。初出は『小説宝石』。小松左京をして「わからない」と言わしめているのはけっこう凄いことなんじゃないだろうか)
筒井康隆は新井素子さんについて何かを語ったことがあっただろうか。筒井康隆の小説やエッセイはほとんど読んだことがないので判らないのである。ご存じの方はよろしければ教えてください。