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『クロスワードハウス』2006年5月号。

新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第24回。今回のテーマは姪っ子の言動に一喜一憂する伯母夫妻の心情と季節のイベントにおける悲喜こもごもについて。自分の兄弟の子供(甥っ子や姪っ子)がかわいくて仕方がないというのは俺にも思い当たる節…

『屋久島ブック '06』(別冊山と渓谷)。

新井素子さんの『緑幻想』と夢枕獏の『魔獣狩り外伝(聖母隠陀羅編)』を読んで以来、そこはかとなく屋久島に興味はあったのだが自分がそこへ行くというイメージはついぞ湧いたことがなかった。たまたまアウトドア関係の雑誌の品出しをしている時に見つけた…

人の噂も75日。

『ナルニア国物語』についての新井素子インタビューが雑誌に掲載されているとの噂を耳にしたのだが、それがどの雑誌なのかが判らない。そもそもこの情報が正しいのかどうかも判らない。何かご存知の方はいらっしゃいますか?

『IN★POCKET』1988年8月号。

古本屋で購入。新井素子さんと菊地秀行の初めての対談「事実は小説よりホラーです」が掲載されている。新井素子さんが宇能鴻一郎の文体に言及しているという情報を得ていたので*1、ようやく確認できると喜んで読み始めたがそんなことこれっぽっちも書いてな…

『クロスワードハウス』2006年4月号。

書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第23回。今回は年末にタラバガニを食べたせいで手に怪我をして、年賀状の宛名を書くのにえらい苦労した、という話。先日もらいもののタラバを食したばかりだったので非常に共感を覚えた。殻に…

2006年オールタイム・ベストSF発表。

『S-Fマガジン』2006年4月号に掲載されたオールタイム・ベストSFランキングより新井素子さんの登場箇所を挙げてみる。このランキングは業界関係者(「プロ」)と一般読者(「読者」)より投票を募り、集計した結果を発表したものである。興味のある方は前回1…

『S-Fマガジン』2006年4月号。

オールタイム・ベストSFが発表されたのだが、何に一番驚いたかってその投票人数の少なさである。「プロ」の最大97人はいいとして、「読者」の投票が102人しかないって、これって本当にオールタイム・ベスト? 読者の裾野ってのはジャンルのコアになっている…

「SF雑誌の中から新井素子さんの名前を見つけよう!」その5。

1980年の『SF宝石』(光文社)の巻。この雑誌は”ISAAC ASIMOV'S ACIENCE FICTION MAGAZINE”の日本版として1979年に創刊され、隔月刊で12冊を刊行し1981年に休刊した。今回調べたのはその内1979年8月号から1980年12月号までの9冊である。3冊に新井素子さんの…

「SF雑誌の中から新井素子さんの名前を見つけよう!」その4。

今回調査したのは1980年の『SFアドベンチャー』(徳間書店発行)。前年に創刊された新雑誌で、最初は季刊だったが第3号より隔月刊となり、この年の6月号から月刊となった。よって目を通したのは2・4・6〜12月号の9冊である。 10月号の二つの記事に新井素子さ…

1980年の『S-Fマガジン』。

「SF雑誌の中から新井素子さんの名前を見つけよう!」をテーマにした調査の第三回である。今回は『S-Fマガジン』1980年1月号〜12月号の13冊(1冊は増刊)を当たってみた。見つかったのは10月号のみで、1979年に比べれば言及の数は少ない。 その10月号の新井…

1979年の『SFアドベンチャー』。

『SFアドベンチャー』は徳間書店発行のSF専門誌で、1979年に創刊された。当初は季刊だったが、第3号より隔月刊となり、1980年に月刊へと移行した。 という訳で、1979年の発行となっているのは下記の4冊である。 春季号(『問題小説』SPECIAL) 夏季号(『問…

新井素子さんの名前が登場した1979年の『S-Fマガジン』。

昨日(id:akapon:20060203#p1)は4冊と書いたが5冊だった。7月号が抜けていた。1979年の分で作成したページは下記の通り。 2月号:http://motoken.na.coocan.jp/tojo/magazine/shohyo/sfm7902.html 4月号:http://motoken.na.coocan.jp/tojo/magazine/dokush…

『FRIDAY(フライデー)』1990年3月30日号。

オークションで落札した雑誌。新井素子さんの体験記と写真が掲載されている。訪れたのはこの年の4月22日に北九州市にオープン予定の宇宙テーマパーク「スペースワールド」。新井素子さんが収まった写真(カラー)は全部で3枚。こんな感じ。 大地に屹立した全…

『週刊現代』1979年1月18日号。

オークションで落札した雑誌。書籍紹介コーナー「現代らいぶらりい」の一角に、本の紹介とその著者からのメッセージを記載した「メッセージ」という欄がある。そこに初の著書『あたしの中の……』を刊行したばかりの新井素子さんが登場している。顔写真(眼鏡…

『クロスワードハウス』2006年3月号。

書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第22回。暴動が起こっていた時期のパリに新井素子さんご夫妻は滞在されていたのだそうだ。しかし滞在した辺りは平穏だったため全く気付かず、日本からの情報でようやく知ったというのが面白い…

『月刊OUT』1984年2月号、捕逸。

『星へ行く船』イメージアルバム(ロマン・トリップ/キングレコード)発売記念の、新井素子・竹宮恵子の「新春初笑い対談」が掲載された雑誌。既に素研にはその情報は掲載済みだったのだが(→新井素子研究会:『月刊OUT 1984年2月号』)、迂闊なことに新井…

『S-Fマガジン』2006年3月号。

書店で購入。「SF BOOK SCOPE」のNONFICTION部門(P.129)で長山靖生が小谷真理『星のカギ、魔法の小箱』を紹介していた。ブックガイドであるらしい。そう言えば小谷真理は読売新聞夕刊に書評を連載していた。もしかしてそれをまとめた本だろうかとネットで…

『S-Fマガジン』1978年7月号。

矢野徹の連載インタビュウ企画「この人と一時間」、その第九回に星新一が登場している。1978年と言えば星新一が強力に後押ししたことによって新井素子さんがデビューして間もない頃のことである。このインタビュー中でも星新一が期待の若手として新井素子さ…

『コバルト』2006年2月号。

書店で購入。コバルト文庫30周年特集が掲載されるというので買ってみた。もちろん新井素子さんに関する記事があるんじゃないかという下心からである。 30年分の「ありがとう」をあなたに! コバルト文庫創刊30周年総力特集第一弾 との文句が地味に表紙の片隅…

『クロスワードハウス』2006年2月号。

書店にて購入。本当は28日が発売日。忘れていて買うのが遅れた。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第21回。カラス騒動の後に起こった出来事について。カラスとの戦いに疲れトマトを放ったらかしにしたら逆に収穫量が増えたとのこと。カラスの…

『S-Fマガジン』2006年2月号。

書店にて購入。今号より夢枕獏の新連載『小角の城』が始まった。「小角」とはあの「役の小角」のことである。これに材をとった”スーパー伝奇SF”とのことで、初回からかなり意表をついた展開であった。これからどのようにSFしてくれるのか大いに期待する。 夢…

Cobalt2月号は1月18日(水)発売予定らしいですよ。

「Webコバルト」を覗いたら、「コバルトニュース」の記事に目が留まった。 ☆30年分の「ありがとう」をあなたに! コバルト文庫創刊30周年総力特集 第一弾 ・文庫の歩みがわかるコバルトチャート ・ジャンル別 コバルト ヒロイン&ヒーロー名鑑 新井素子さん…

『小説すばる』2006年1月号。

書店にて購入。新年号ということで来年の干支に因んだ犬特集が組まれ、犬に因んだショートショートが6編掲載されている。その内の1編が新井素子さんの2年ぶりの新作小説「いぬ」である。 ショートショートと謳われているが、『季節のお話』に収録されたお話…

入手した雑誌一覧。

さる方のご厚意で譲り受けた雑誌群のリストを作成してみた。 『S-Fマガジン』(早川書房) 1978年:4〜12月号/10月増刊「秋の小説フェスティバル」 1979年:1〜12月号/10月増刊「SF冒険の世界」 1980年:1〜12月号/10月増刊「SF冒険の世界」 1981年:1〜1…

『クロスワードハウス』2006年」1月号。

昨日発売の雑誌。本日書店にて購入した。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第20回。今回は、携帯電話の使い方がわからない! というお話。 そもそも電話が苦手な新井素子さんは携帯電話も持っておらず、使い方が判らなくて困ったことが多々あ…

『S-Fマガジン』2006年1月号。

25日に書店にて購入。創刊600号を記念して「2006年版オールタイム・ベストSF」アンケートを行うとの告知があった。前回行われたのは1998年*1であるから7年ぶりか。ついこの間のような気がする。また一丁投票してみよう。前回同様に、新井素子作品がマイ・ベ…

『pumpkin』2005年12月号。

書店で購入。新井素子さんの連載エッセイ「読書の缶詰」は第12回。今回紹介する本は高井信の『ショートショートの世界』である。ってそれ昨日読んだばかりだよ!*1 12回目にして初めて俺の既読本が紹介されたのでびっくりした。 新井素子さんは仰る。人間は”…

『クロスワードハウス』2005年12月号。

本日発売の雑誌。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第19回。自宅にいる猫たちについて。 ファージは御年二十と半になったそうだ。猫としては大変な長寿である*1。なので最近は本名で呼ばず「お猫さま」と呼んでいるらしい。他に野良猫が二匹、…

『S-Fマガジン』2005年12月号。

書店にて購入。新井素子さんの名前が二箇所に登場。 P.122、「SF BOOK SCOPE:JAPAN」(風野春樹)のレビューより。 最後にまさかSFとは思わず先月取り上げ損なってしまった梨木香歩『沼地のある森を抜けて』(一八九〇円/新潮社)を。三十歳を過ぎた久美が…

『pumpkin』2005年11月号。

書店で購入。新井素子さんの連載エッセイ「読書の缶詰」は第11回。今回紹介された本は『もやしもん』第1巻(石川雅之、講談社イブニングKC)。漫画である。このエッセイに漫画が登場するのは第6回の『毎日かあさん』(西原理恵子)以来2度目になる。 児童期…